つい先日ボストンマラソンについての記事でもご紹介しましたが、ボストンストロングのTシャツができた経緯について、ご紹介します。
今となっては街中で見かけるこの青い生地に黄色い文字のTシャツ。
最初はボストン市内にある大学「エマーソンカレッジ」の学生2人によって始められた募金活動の一環でした。
このエマーソンカレッジは、関根麻里さんが主席で卒業された大学でもあります。
3人の命が失われ、300人近くもの怪我人を出したボストンマラソンの爆破事件があったその日の夜、ただ単にじっと座って待つことのできなかった2人の学生が行動を開始。
少しでも事件で被害にあった人を助けたいということで、オリジナルデザインTシャツを売って、寄付を募ることにしました。
Tシャツを作る際に掛かった費用以外の利益は全てボストンマラソンの被害者のために寄付されるため、オンラインで20ドルのTシャツを一枚買うごとに、15ドルの寄付をする事になります。
このTシャツは人々の寄付とサポートの証であり、今でもたくさんの人に買われ続けています。
去年の4月15日の悲劇以来、この「BOSTON STRONG」は合言葉のようにして使われ、まるで日本での「がんばれ日本」のように、ボストン市民がテロの苦しみを乗り越える為のスローガンとなり、事件直後は市内の至るところに書かれていました。
また今年もボストンマラソンの時期が近付いて来ていますが、皆さんもこの機会に、去年の事件での被害者たちの回復を祈り、ちょっとした支援をしてみるのはいかがでしょうか?
ランニング用素材のシャツも30ドルで買えるため、ボストンマラソンにちなんだお土産としてもオススメです。
フェイスブック公式ウェブページ(https://www.facebook.com/StayStrongBostonStrong)
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