4月1日からボストンのオペラハウスにて、『The Book of Mormon』（モルモン書）のミュージカルが公演されます！
このミュージカルは2011年にトニー賞の作品部門を始め、９つの部門を制しており、2012年にはグラミー賞の最優秀ミュージカル・シアター・アルバム部門も受賞している作品です。
＜あらすじ＞
2人の若い宣教師がウガンダに送られ、そこの市民をモルモン教信者に引き入れるための、2人の布教活動のお話です。
1人の宣教師、プライスは熱心な信者で、とてもまじめに布教活動に取り組む青年なのに対し、もう一人の宣教師カニングハムは、ずんぐりとしたちょっと変わり者で、現地につき次第すぐにトラブルを巻き起こしていきます。
アフリカに到着した2人は、エイズや貧困、暴力に溢れた社会での布教活動というミッションが、想像以上に難しいものであったことに気付きますが、そんな2人の奮闘の様子が面白おかしくミュージカルにされた作品です。
アニメ｢サウスパーク｣の創作者たちによってつくられた『ザ･ブック・オブ・モルモン』は、宗教、性別、貧困、人種などの差別に対してのジョークも取り入れられていますが、ミュージカルを見た後には、一般的な宗教に対しての疑問を人々に投げかけ、刺激を与えてくれるような作品になっています。
ただ、アニメでも同じく、少し下品な言葉に対しての抑制が緩く、お子様向けであるかどうかについては、各ご家庭の判断によると、ウェブサイトでも紹介されています。
特にサウスパークについての各ご家庭の方針にもよりますので、お子様を連れて行く前に、キャストのレコーディングなどに目を通し、ミュージカルで使われる言葉やジョークについてお調べくださいという注意書きも。
詳しくは下記のウェブサイトをご参照ください。
（http://www.broadway.com/shows/book-mormon/）
1ヶ月間のみの公演ですので、ボストンにお越しの皆様、ぜひお見逃しなく！
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