アメリカ最古の地下鉄『グリーンライン』

ボストンの地下鉄は4つの路線からなっており、そのうちの一つの路線であるグリーンラインはアメリカで最初に作られた地下鉄です。

1897年9月1日より運行開始され、当日は100,000人以上の人たちが乗車しました。

運行開始当初は地下鉄としての区間は約1キロと短く、パブリックガーデンからパークストリート駅間のみ走行してました。

しかしその後、ボストンは慢性的な渋滞などの問題解決のため地下鉄のエリアを拡大していき、今現在の形に至っています。

そんなアメリカ最古の地下鉄ですが、現在ではイタリア製のアンサルドブレーダと日本の近畿車輛の2種類の車両が使われています。

近畿車輛は1986年に運行開始し、同年に日本から100台の車両が輸入され、1997年にも20台が追加され今現在でも運行しています。

上の写真は車両先端付近に付いた『KINKISHARYO』のプレートです。

パークストリート駅の地上出入り口付近には、グリーンラインがアメリカ最古の地下鉄であることが書かれた看板もありますので、ご利用の際にはぜひ探してみてください。

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