ボストン市からお隣のケンブリッジ市まで続くマサチューセッツアベニュー。
途中チャールズ川を渡るハーバード橋の上には、ある単位で橋の長さが測られ、しるしが付けられています。
これは、1958年にMITの学生が、仲間の中で最も背が低いスムート氏の身長を1単位としてハーバード橋の距離を測ろうと、橋の上に寝転がって測ったしるしなのです。
1スムートは約170センチメートル。
現在は10スムートごとにしるしが残されています。
ちなみにハーバード橋の端には、『364.4 smoots + 1 ear』と書かれています。
橋の長さは364.4スムートと耳1つ分だったようです。
ハーバード橋からはボストンの街並みや大学が見え、これからの季節はチャールズ川にヨットがたくさん浮かびとてもきれいです。
ぜひMIT学生のユニークないたずらの軌跡と川の景色を楽しみに、お散歩に出かけてみてはいかがでしょうか。